【八十二銀行・長野銀行統合】の節目に想うこと

2025年10月31日

遺品整理の現場で出会った「懐かしい八十二銀行のマスコット」

こんにちは。GOEN代表の小口です。
先日、遺品整理のお見積もりで伺ったお宅で、思いがけない“懐かしい出会い”がありました。

押入れの奥にひっそりと置かれていたのは、八十二銀行のマスコットキャラクター「B2」くん
黄色いユニフォームにヘルメット姿、手にはラグビーボールのようなものを抱えた陶器の貯金箱です。

八十二銀行マスコット 八十二銀行マスコット貯金箱

背中にはコイン投入口があり、台座には「82BANK」のロゴが浮き彫りになっています。
おそらく昭和40〜50年代(1965〜1979年頃)に作られたノベルティだと思われます。

モノが語る、時代と地域の記憶

遺品整理の仕事をしていると、こうした“地域の歴史を映す品物”に出会うことがあります。
当時、地元の子どもたちがこの貯金箱でおこづかいを貯め、窓口に持って行く姿が目に浮かびます。

金融機関のノベルティは、その地域の文化や経済の一部を象徴するもの。
今回の貯金箱も、まさに「長野の暮らしと共にあった八十二銀行の歴史」を物語っています。

八十二銀行と長野銀行の統合、その意味

2025年には、八十二銀行と長野銀行の経営統合が発表され、地元経済にとっても大きな節目となっています。
この“B2くん”のように、長年地域に親しまれた存在が時代と共に形を変えながらも、「地域に根ざす金融機関」としての想いは受け継がれていくはずです。

私たちGOENも、遺品整理・清掃というかたちで地域の「次の世代へ橋を渡す」仕事をしています。
モノを通して感じる時代の重み、そして人の想い。それを丁寧に引き継いでいくのが私たちの使命だと改めて感じました。

遺品整理は、モノの整理だけではありません

遺品整理を進めていると、今回のように“思い出の詰まったモノ”に出会うことがよくあります。
それらをただ処分するのではなく、価値や意味を見つけ直すことも大切な作業の一つです。

古いマスコットやノベルティ、写真、手紙など、残されたモノには必ずストーリーがあります。
GOENでは、それらを一つずつ丁寧に仕分け、必要に応じて供養・買取・再利用のご提案も行っています。

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時代が変わっても、モノに宿る想いは変わりません。
これからも一つひとつの現場で「記憶をつなぐ整理」を大切にしていきたいと思います。

GOEN代表 小口

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