【スタッフ横田】ゴミ屋敷に住む弟

2022年02月08日

ごみ部屋の片付けをする横田以前、いわゆるごみ部屋といわれるお部屋に住んでらっしゃる方とは別の第三者(身内)の方からのご依頼で対応させていただいた現場がありました。

事前にどんな物を残すか当人に確認していただいていたのですが、「そんな物まで残したら片付かない」「みっともないから捨てなさい」と身内の方々に言われ、「私の思い出を捨てろというのか!」としまいには口論となってしまいました。

第三者から見れば不要な物やごみに見えても、そこに住む本人にとっては必要な物、思い出の物であったりするのです。ある程度物に囲まれていたほうが落ち着くという人もいると思います。

かく言う私も収集癖があり好きな物に囲まれた生活をしているのもあり、急に第三者から「不要だ!捨てろ!」と言われたら必死で抵抗すると思いますし、勝手に捨てられでもしたら心身に異常をきたしてしまうと思います。

ですので「必要ないから、みっともいないから片付けてほしい」という気持ちも「必要だから、思い出だから残したい」という気持ちもどちらもよく解かります。

その現場も最終的には残す物はちゃんと残して整理し、綺麗にクリーニングまでさせていただきましたが、住んでいた方は当初の印象とはうって変わり、表情も明るく我々に労いの言葉もかけてくださいました。

物のためこみも度が過ぎれば心身どちらにも害をきたす要因となってしまいますが、強制的な撤去・処分も、必ずしもその人のためにはならないと思いますし、今回のような喧嘩の原因にもなりえます。

以前にも書いた通り、物が捨てられない、ため込んでしまっているという時点で何かしら心の病を患ってしまっている筈なのです。本人がそれに気づき少しでも片付けたいという気持ちになったり、しっかりと話し合い、その人についてや精神的の病気についての理解を欠かしてはいけないと思うのです。

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