ブログをご覧の皆様、はじめまして 新人の渡辺と申します。 入社してから毎日新しいことの連続で驚くことが多いです。 ・孤独死の現場の匂い ・ゴミが積み上がった部屋 ・ペットの亡骸等々 覚悟していたとはいえ、平常心で作業を行うにはまだまだ経験不足で、淡々と作業をこなす先輩方に見習うことばかりです。 今回は孤独死現場の清掃で思うことを書こうと思います。 皆さま、孤独死というのは遠い世界でのことのように思われるでしょうか? 少なくとも私の場合はそうでした。 ですが、その現場は非常に身近にあることがこの仕事をしているとよくわかります。 普通の街中、普通のマンションの中に、ドアを開けた途端、異常な光景が広がります。 見知った道沿いの建物が作業現場となると強くそれを感じます。 亡くなられたのはどのような方だったか、作業中にそれとなくみえてきて感情移入をしてしまうことがあります。 そこにいたのは私自身だったかもしれない そんな気持ちになると作業が遅れてしまうのでよくないなと払拭して取り組むのですが、その気持ちが私がこの仕事に取り組もうと思った動機でもあります。 学生の方、大企業に勤めている方でも孤独死される方がいらっしゃいます。 特に一人暮らしされている方は、言い過ぎかもしれませんが、その危険性が誰にでもある時代だと感じます。 もちろん私にも、、、。 亡くなる方を減らすお手伝いはできませんが、亡くなった方の心残りを少しでも減らせれば幸いです。 どのような思いで亡くなられたのか、それはわかりませんがせめて部屋を汚くして申し訳ないなどとは思わないでいただきたいなと思います。 綺麗事のようですが、汚れた部屋は綺麗にしますので安心してほしい、安心してもらえるような仕事をしたいと思いながら現場に臨むようにしています。 いまだに出来ないことが多く、そんな風に思っていただけるようになるまでまだまだですが、少しずつ精進して参ります! 今後とも、よろしくお願いいたします。 渡辺