弊社では家財の整理や片付けだけでなく、庭の整理もしております。 今回は、長い間空き家となり、家の周りがジャングルの様になってしまったお家の片付けを依頼頂きました。 家財を運び出せるように、またお隣さんのお庭までお邪魔している草木の伐採をスタッフと共に手際良く作業を進めていました。 「ァイタ!」枝を掴んでトラックに載せている最に痛みが走りました。 手袋をとり確認すると手のひらに黒い鉛筆の芯の様な物が刺さっていました。 爪で挟んで扱いても痛いだけでその黒い物質は動きませんでした。 ズキズキする左手ですが時間もないので作業を優先しました。 作業に没頭していましたが、荷物を持つたび痛かったです。 家に帰りトゲを抜こうと懸命に格闘しましたが皮膚の奥に入ってしまいまったく抜ける気配もなく諦めました。 次の日もずっと違和感があり痛みました。よく見ると刺さったあたりが赤く腫れあがり熱を持っていました。 次の日も痛む様なら病院行こうと考えた夜でした。風呂上がりに爪でぎゅっと強くつまむと白いウミのようなものが出てきました。 これはと思いグイグイとつまむとニュッと黒いトゲが顔を出しました。 鉛筆の芯くらいの太いトゲ。 これは痛いわけだと実感しました。植木もそこで根差して生きていた。それが突然の伐採。 小さな出来事でしたが自然の中に生きている事を実感した1日でした。