ブログをお読みいただきありがとうございます。渡辺です。
最近は特殊清掃のご依頼が急増しています。
春になって暖かくなり、それに伴って部屋から出る匂いも強くなり発見されることが増えているんだろうと思います。
最近、特殊清掃で印象に残った現場があります。
その現場の印象を一言で言うと、強烈な臭い。
部屋に最初に入る際はどれぐらいの臭いなのか知るためにマスクを一回外してみるのですが、今回は外した瞬間にわかりました。
これはやばい...!
まだ玄関の扉を開けただけだったのですが、あまりの臭いで速攻マスクを付け直します笑。
現場は1kで、亡くなられた場所は部屋の中。そこまで行ってまた臭いを嗅いでみると、さっきの部屋の入り口よりもさらに強烈。
むせてしまう程に強い臭いでした...。
その時は予め防毒マスクをした方が良いと聞いていたので作業に取り掛かるのに苦はありませんでしたが、普段しているマスクだったら、ずっとむせてまともに作業に集中できなかっただろうと思います。
この部屋の臭いはどこまで消せるだろうか、と多少不安になりながらも中の物を撤去していきました。すると意外と臭いが減っていき、体液のしみこんだ特に臭いの強い部分だけ撤去してしまうといつものマスクでも大丈夫な程度になりました。
それでも十分においは強いですが...。
後日、部屋の中をほとんど撤去し、一通り掃除し終えると、臭いはずいぶん弱くなり、マスクなしでも大丈夫なほどに。
やはり消臭するには物の撤去が非常に重要だなあ、と改めて感じる現場となりました。
消臭の現場は基本的に片付けと違い、目で見てはっきりと作業前後の違いを感じ取れるというわけではありません。
なので今回のようにはっきり違いが感じ取れるのは珍しく、かなりやりがいのある現場となりました。
臭いの強い現場のご依頼、お待ちしております。
お読みいただきありがとうございました。
渡辺