【床が見えないゴミ屋敷】大量のごみと向き合った現場から学んだこと

2025年08月05日

こんにちは。GOENスタッフの渡辺です。 ブログをお読みいただきありがとうございます。 今回は、最近担当した中でも印象に残った「ゴミ屋敷清掃」の現場についてお話ししたいと思います。 ■ 部屋全体が“ごみ”で底上げされた現場ごみに挑むスタッフ渡辺 今回伺ったお宅は、室内のほぼすべてがごみで覆われており、床がまったく見えない状態でした。 ゴミの層は何十センチにも積み重なっていて、まるで床そのものがごみでできているような状態…。 これまでにも数多くのゴミ屋敷清掃を行ってきましたが、今回の現場は**その中でも群を抜くレベルの“ゴミ量”と“密度”**でした。 通常は「一部の部屋だけが積み上がっている」「床の上に歩けるスペースが少しある」などのパターンが多いのですが、今回は**全体が均等に“ごみの山”**と化していました。 ■ 分別作業と現場環境が作業時間に大きく影響 現場での作業は、まずごみの種類分けからスタート。

  • 飲みかけのペットボトル
  • アルミ缶やビン
  • 可燃ごみや古紙 などが入り混じった状態で、一つ一つを丁寧に仕分ける必要がありました。
また、今回の現場は高層階にあり、荷物を一時的に貯めておくスペースが少ないというのも大きなハードルに。 そのため、ごみを一度に大量に運び出すことができず、効率的に進めるのが難しい作業となりました。 ちなみに、ゴミ屋敷といっても「内容」によって作業時間が大きく変わるというのは、私たちプロでも日々実感していることです。 ・ほぼ可燃ごみだけ → 比較的スピーディーに処理可能 ・多種混合のごみ → 仕分けと運搬にかなりの時間が必要 ■ 片付け後の爽快感は格別! それでも、地道な分別と搬出を繰り返し、ようやく全室が片付きました。 作業が終わって部屋を見渡すと、まるで別の家にいるような感覚になります。 「あのゴミの山はどこへ消えたんだろう…?」と思うくらい、清掃後の空間はすっきりとしていて開放的。 この瞬間が、ゴミ屋敷清掃の中でも一番やりがいを感じる瞬間です。 ■ ペットボトルの“異常な蓄積”に要注意 余談ですが、ゴミ屋敷の多くで見かけるのが飲みかけのペットボトルです。 特に夏場は水分を取る機会が増えますが、 「飲みかけのまま床に置いてしまう」 「捨てるのが面倒でそのままにしてしまう」 といった積み重ねが、ゴミ部屋化の初期症状かもしれません。 ご自身やご家族の部屋で、ペットボトルが増えてきたな…と思ったら要注意です!   GOENでは、遺品整理・生前整理・特殊清掃・ゴミ屋敷の片付けまで幅広く対応しております。 「どこから手をつけたらいいかわからない」 「人に見せるのが恥ずかしい」 そんな時こそ、私たちにご相談ください。 長野市を中心に、秘密厳守・丁寧対応で現場に伺います。 お読みいただき、ありがとうございました。 GOEN 渡辺

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