【床下からの侵入者】ゲジゲジが出る家の共通点とは?

2025年10月28日

害虫駆除・床下清掃・湿気対策のポイント

ゲジゲジマップ こんにちは。GOEN代表の小口です。 遺品整理や特殊清掃の現場を数多く経験してきた中で、最近増えているご相談があります。 それが、「家の中にゲジゲジ(ムカデに似た害虫)が出る」というものです。 今回の現場では、LDK・玄関・脱衣室などで週に2〜3回ほど出現しているとのことでした。 中には死んでいる個体もあり、掃き出し窓をビニールで完全に覆っても効果がなく、原因が分からずお困りのご様子でした。 外を見ると、家の周囲は田んぼと雑草の多い土地。 さらに、床下換気ガラリに網を張った時には出なくなったというお話もあり、 今回のケースは典型的な「床下発生型」の侵入パターンでした。

なぜ出るのか? 原因は“湿気”と“エサ”

ゲジゲジは一見不気味ですが、実は人間の生活環境が快適な場所を好む生き物です。
  • 湿気がある:脱衣所・玄関・LDKの隅など、暗く湿った環境を好みます。
  • エサがある:ゴキブリやクモなどの小虫を捕食します。
  • 田んぼや雑草地:外部に個体数が多く、家へ侵入しやすい。
  • わずかな隙間:玄関の下・換気口・配管・エアコンホースなどから侵入。
  • 築浅住宅の湿気:基礎コンクリートが乾ききらず、湿度が高く虫が寄りやすい。
つまり、「湿気」+「エサ」+「隙間」が揃うと、ゲジゲジは確実にやってきます。

床下環境の改善が根本対策

今回のように床下から発生するケースでは、床下清掃と湿気対策が最も重要です。 GOENでは以下のような工程で対処します。
  • ① 床下清掃:古い断熱材・落ち葉・虫の死骸などを撤去。
  • ② 防湿処理:防湿シートの再敷設や除湿機の導入で乾燥環境を維持。
  • ③ 防虫対策:換気口や配管まわりを防虫ネット・パテで封鎖。
  • ④ 害虫駆除:粉剤・燻煙剤で虫をリセットし、バリアを形成。
さらに、床下の湿気はシロアリやカビの発生にもつながるため、 単なる害虫対策に留まらず、住まいの健康維持という観点でも非常に重要です。

生き物相手だからこそ「協力」が大切

ここで誤解してはいけないのが、生き物の駆除は“100%封じる”ことが難しいという点です。 私たちは専門技術で対処しますが、完全な再発防止にはお客様の協力が欠かせません。 外部の草刈りや落ち葉掃除、玄関や床下の通風、除湿機の使用など、 ご家庭での管理がセットで初めて、効果が安定して続きます。 GOENとしては、 「お客様と一緒に住まいを守る」 というスタンスで取り組んでいます。

湿気と虫は“床下から”やってくる

湿気が多い家は、虫だけでなく臭い・カビ・腐食の温床にもなります。 特殊清掃や遺品整理の現場でも、放置された湿気が原因で家屋の劣化が進んでいた例を数多く見てきました。 「最近虫をよく見かける」「玄関まわりがジメジメする」―― そんな時は、家の“床下環境”を見直すタイミングです。

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床下・湿気・害虫対策チェックシート(無料ダウンロード)

床下からの害虫(ゲジゲジ・ムカデなど)は「湿気」や「エサ」が原因です。 GOENが現場で使っている点検項目をもとに、ご家庭でも簡単にセルフチェックできるシートを作成しました。 印刷して現地調査や対策メモとしてもご活用いただけます。

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床下に潜む“見えないリスク”は、早期対処が鍵です。 GOENは、現場経験に基づいた最適な提案で、住まいの安心をお守りします。 代表 小口

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