初めて挑んだ公共工事の現場
こんにちは。GOEN代表の小口です。
先日、公共工事を請け負っている会社さんからご依頼をいただき、
市の体育館改修に関わる現場作業に参加しました。
GOENとして公共工事に入るのは初めて。 そして今回の現場は遺品整理の実働チームではなく、 リサイクル部門のスタッフが担当することになりました。
慣れていない作業内容でもあり、 正直なところ初日は戸惑いの連続でした。
3日で終わるはずの作業が「4日かかるかもしれない」状況に
体育館という広い空間の作業は、 普段の片付け業務とは勝手がまったく違います。
段取りが整っていなかったこともあり、 作業の手が止まる時間が長く、 初日・2日目の進み具合はかなり厳しい状況でした。
監督さんの指示も曖昧で、 必要な道具が揃っていないため、 「これでは4日目に突入するな…」 と誰もが感じていたと思います。
現場が一変した“元請け社長”の登場
ところが最終日、状況がガラッと変わりました。
初日と2日目の監督さんに代わり、 元請け会社の社長が自ら現場に入り指揮を執ってくれたのです。
その瞬間から、現場はまるで別物になりました。
- 的確な指示
- 工事全体を見通した段取り
- 作業効率を最大化する配置
- 迷いのない判断スピード
まさに“現場を知る人の指揮”。 そのおかげで不思議なほど作業が進み、 結局予定通り3日で完了させることができました。
公共工事で痛感した「段取りの重要性」
今回の経験を通じて強く感じたのは、 どんな現場でも、
準備と段取りがすべてを決める
ということです。
道具が揃っていない。 作業の流れが共有されていない。 担当者が全体像を理解していない。
これでは実働スタッフがどれだけ頑張っても成果が出ません。
逆に、的確な段取りと指揮が入るだけで、 現場は見違えるほど効率化されます。
GOENの仕事にも同じことが言えます。 遺品整理・特殊清掃・家財整理── どんな現場でも事前準備と導線設計が 品質とスピードを大きく左右するのです。
今回学んだことを、すべて今後の現場に活かす
公共工事の現場には、 民間とは違う厳しさやルールがあります。
しかし、それ以上に学びが多く、 GOENとして大きな財産になりました。
今回の経験を通して、 「段取り力」「現場管理力」の重要さを改めて認識しました。
この学びを、これからの遺品整理・特殊清掃の現場にも しっかりと活かしていきたいと思います。
代表 小口敦志



