胸の高さまで積み上がったゴミ部屋──壮絶な現場から思うこと
こんにちは。GOEN代表の小口です。
今回は、管理会社からご相談をいただいたゴミ部屋清掃の現場についてお話しします。
アパートに1人暮らしの男性。 管理会社や私が何度連絡しても返事がなく、ようやくお姉様が間に入ってくださり、 清掃に入れることになりました。
7〜8年分のゴミが踏み固められた部屋
部屋の扉を開けた瞬間、言葉を失いました。 ゴミは胸の高さまで積み上がり、床は一切見えません。
空き缶、食品容器、そして大量の飲みかけのペットボトル。 それらが踏み固められ、層になっていました。
おそらく7〜8年前から捨てられていないのだろう、と感じる堆積でした。
火災・病気のリスクは極めて高い状態
ゴミ部屋は単なる「散らかった部屋」ではありません。 そこには深刻な危険が潜んでいます。
- 飲みかけのペットボトル → 細菌の温床
- 可燃ゴミの山 → 火事のリスク増大
- 害虫・カビ → 呼吸器疾患の可能性
- 足の踏み場がない → 転倒・骨折の危険
実際、この現場の方も体調を崩しているとのことでした。 ゴミ部屋が心身に与えるダメージは、本人が思う以上に大きいのです。
5名体制・丸2日。2tダンプ8台分の壮絶な作業
作業は5名で行いましたが、それでも丸2日かかりました。
撤去した量は、なんと 2tダンプ満載 × 8台分。
単なる「片付け」ではなく、 命と生活を守るための復旧作業そのものでした。
片付いた部屋を見て思ったこと
清掃が完了し、ようやく床が見え、布団を敷けるスペースが生まれました。
「足を伸ばして寝る」 「テーブルで食事をする」 「深呼吸できる空間で暮らす」
本来当たり前のはずの生活が、 この方にとっては長年失われていた日常でした。
私は心からこう思いました。
——どうか、ここからまた普通の生活を取り戻してほしい。
ゴミ部屋は“恥”ではありません。SOSのサインです。
ゴミ部屋になる背景には、
- 心の不調
- 仕事や人間関係のストレス
- 体力の低下
- 孤独
など、様々な事情があります。
そして多くの方が、
「誰にも言えない」 「迷惑をかけたくない」 「片付けを頼むなんて恥ずかしい」
と抱え込んでしまいます。
でも、ゴミ部屋は心と体が限界を迎えたサインです。 その状態を抜け出すために、私たち専門業者がいます。
一歩踏み出せば、確実に生活は変わる
今回の現場のように、 たとえ何年分のゴミが積み上がっていても、必ず片付きます。
あなたが踏み出す“一歩”を、GOENは全力で支援します。
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「当たり前の暮らし」を取り戻すお手伝い。 それがGOENの使命です。
代表 小口敦志



