【パソコン部品が積み上がった部屋】5年間放置された引越し片付けで見えた“価値”

2025年12月30日

5年間放置されたアパートの片付け依頼

こんにちは。GOEN代表の小口です。
今回は、少し毛色の違う片付け現場についてお話しします。

ご依頼は、親御さんの介護で多忙となり、約5年間手つかずになっていたアパートの一室
遺品整理ではなく、今回は引越しに伴う片付け作業として、一緒に現場に入りました。

部屋を埋め尽くすパソコン部品と保存食

部屋に入ってまず目に飛び込んできたのは、
大量のパソコン部品と、
カップ麺・レトルト食品が積み上がった光景でした。

ケース、ケーブル、基板、SSD、見慣れない部品の数々。
正直なところ、私自身は戸惑う場面も多い現場でした。

現場リーダー岡田の“異様なテンション”

そんな中で、明らかに様子が違ったのが、現場リーダーの岡田です。

岡田は大のパソコン好きで、自作PCも組むほど詳しい人間。
現場に入るなり、明らかにテンションが上がっていました。

「社長、これ…結構すごいですよ」

その言葉どおり、現場には
珍しく、価値のあるパソコン部品が多数混ざっていました。

SSD・DDR4(BDR4)・マイニング需要

特に印象的だったのが、

  • SSD
  • DDR4(BDR4)メモリ
  • マイニング用途を想定したパーツ

AI処理やマイニング需要の影響で、
DDR4などのメモリが現在高騰していることもあり、
「知らなければ捨ててしまっていたかもしれない」
そう思わされる品ばかりでした。

今回の現場で、自分自身の知識不足を痛感しました。

「捨てる」ではなく「活かす」片付け

今回の片付けでは、

  • 必要な物 → お客様の引越し先へ集約
  • 不要と判断された物 → お客様了承のうえで買取・リサイクル

という形で作業を進めました。

パソコン部品のような分野は、
価値が分かるかどうかで結果が大きく変わります。

GOENでは、ただ処分するのではなく、
「活かせる物は活かす片付け」を大切にしています。

片付けは「情報」と「知識」で差が出る

今回の現場を通して改めて感じたのは、
片付けは単なる力仕事ではない、ということです。

知識があれば資産になり、
知らなければゴミになってしまう。

AIやITの進化が進む今、
パソコン部品や電子機器の価値は、
これからますます変動していくでしょう。

今回の現場は、
「片付けとは何か」を改めて考えさせられる、
非常に学びの多い現場でした。

代表 小口敦志

パソコン屋敷

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