【相続と財産分与】相続トラブルの遺品整理

2026年01月25日

遺品整理の現場で聞いた、あまりにも重い「相続の話」

こんにちは。 株式会社GOEN 代表の小口です。 先日、遺品整理のお見積もりでお伺いしたお宅で、 とても考えさせられるお話を伺いました。

■ 相続で揉め、現在は裁判中

そのご家庭では、親御さんが亡くなられた後、 相続を巡って兄弟間で深刻なトラブルになっていました。 相続で揉める兄弟 話を聞いて、正直言葉を失いました。 ・30年以上まったく音沙汰のなかった弟 ・四十九日にも顔を出さなかった兄 この二人が、遺産の取り分を巡って争っているというのです。 結果として、話し合いはまとまらず、 現在は裁判中とのことでした。

■ 「家族だから大丈夫」は、もう通用しない

遺品整理の仕事をしていると、 こうした相続トラブルの話は、決して珍しくありません。 普段は連絡を取らない兄弟でも、 「お金」や「不動産」が絡んだ瞬間、 関係が一変してしまうことがあります。 「うちは大丈夫」 「兄弟仲がいいから問題ない」 そう思っていたご家族ほど、 後になって深刻な争いに発展するケースも多いのが現実です。

■ 遺品整理は、家族の本音が露わになる場

遺品整理は、単なる片付け作業ではありません。 ・誰が何を引き継ぐのか ・何を残し、何を処分するのか ・不動産や預貯金をどう分けるのか こうした相続の核心部分が、 一気に表に出てきます。 その場で初めて、 「こんなに考え方が違ったのか」 と気づくご家族も少なくありません。

■ 遺言書・エンディングノートの重要性

今回のお話を聞いて、改めて強く感じたのは、 遺言書やエンディングノートの大切さです。 遺言書とエンディングノート 遺言書があれば、 「誰に、何を、どのように残すのか」が明確になります。 エンディングノートがあれば、 ・想い ・考え方 ・家族へのメッセージ を伝えることができます。 それは、残された家族にとって、 争いを防ぐための大きな指針になります。

■ 「何も残さない」ことが、一番のトラブル

「まだ元気だから」 「考えるのは縁起が悪い」 そう言って何も残さないまま亡くなることが、 結果的に家族を一番苦しめるケースもあります。 相続で揉め、 裁判になり、 兄弟が二度と口をきかなくなる。 これは決して他人事ではありません。

■ 遺品整理の前に、できることがあります

GOENは、遺品整理や空き家整理の現場で、 数え切れないほどの家族の現実を見てきました。 だからこそお伝えしたいのです。 ・遺言書を書くこと ・エンディングノートを残すこと ・想いを言葉にしておくこと これらは、 残された家族への最後の思いやりだと思います。

■ 最後に

遺品整理は、亡くなった後に行うものですが、 相続の準備は、生きているうちにしかできません。 今回のお見積もりで聞いたお話は、 私自身にとっても、改めて身が引き締まるものでした。 どうか皆さんには、 同じような争いが起きないよう、 一度立ち止まって考えていただければと思います。 GOEN 代表 小口敦志

一覧へ