【スタッフ岡田】特殊清掃の覚悟 〜 一番の悪臭とは 〜

2021年10月04日

この夏は昨今のコロナの影響か例年より孤独死案件が多く、ある一週間に3件連日で特殊清掃が続いたこともありました。
猛暑の影響で遺体の腐敗が早く、それほど時間が経たずとも異常な臭いで発見されるケースが相次いでいます。

さてやはり皆様が気になるのは腐敗臭でしょう。

よく「チーズ、生ゴミ、クサヤが腐敗した臭い」と例えられますが、それを腐敗させた臭いを知らないからわからないというお話です。
一端の特殊清掃人の例えですが、まず鼻に指先を当て深く吸って匂いを嗅いでみてください。
個人差はあると思いますが、僅かに感じる甘い味噌の後釜の吹き出物のような刺激臭をあると思います。
それを凝縮して超濃厚にして油と混ぜたものが、人間の腐敗臭です。

確かに嫌悪感を抱く臭いではありますが、一番の悪臭かと問われればそうでもありません。

電源が切れて、数ヶ月経ち中身が腐りきった冷蔵庫のほうがよほど不快な臭いを発しますし、やはり人間が腐った臭いというショックさえ乗り越えれば血油が腐敗した臭いと割り切れるものがあります。

余裕綽々としていましたが、我々が嗅ぐ遺体痕の臭いより大本の遺体を処置なさる警察関係者や、第一発見者の方々が嗅がれる腐臭の方が比にならないほどキツいかもしれませんね。頭が上がりません。

我社の特殊清掃ではスピーディーに対処する初期対応から荷物の片付け、消臭、ハウスクリーニング等広く携わっております。

ぜひ安心して、お気軽にお問い合わせくださいませ。 特殊清掃はプロにお任せください。
スタッフ岡田

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